税務署に行き、何種類かの書類を出した。
提出書類は以前に書いたので割愛。
とりあえず個人商店の廃業届以外、全部出した。
受付のおねぇさんに、資本金1円の書類を出す。できれば資本金100億とかの書類を爽やかに出してカッコつけたいものである。受付のおねぇさんは100億円に「えっ、この人すごい」と思う。しかし私はわずかな微笑みだけ見せ、颯爽(さっそう)と去っていく。「あの人何者なの?」みたいな・・・。
現実は資本金1円である。ただ、私は金持ちの息子ではないし、タレントやスポーツ選手でもない。ただの素寒貧(スカンピン)である。やれるところから始まらないといつまでたっても始まらない。その意味では、これはただの1円ではない。
書類に関してだが、明らかにわかる大きな記入漏れさえなければ、まず受理してもらえる。問題があれば後日連絡をくれるらしい。税務署も暇ではない。彼らにとって税収は「営業収益」なのだ。小規模の会社にいちいち説明を求めてこないだろう。税務署に嗅ぎまわられるようになったら、一人前の会社になったといえるのではないだろうか。早くそうなりたいものである。
いままで個人事業だったのだが、これから法人の経理が必要である。
経理は給料計算・源泉徴収・社会保険・法人税・各種書類提出・資金管理と多岐にわたる。経理の土台が簿記である。簿記の知識なしに経理を学ぶのは厳しいだろう。
法人税申告書類関係は全部税務署でもらえる。

ただ、結構カラ(空)が多かった(悲)。
早速3月に決算を迎えるのだが、法人税など元々プロレベルではないし、すっかり忘れてしまっている。うちはほとんど会計上の「収益・費用」が、そのまま税務上の「益金・損金」になるだろう。しかし、せっかくなので、久々に法人税の勉強をしようかなと思った。勉強した知識が仕事で生かせるのはとても快感である。前より強い目的意識をもって勉強できるだろう。
ほかにも覚えることは沢山ある。社会保険など素人同然である。1級の合格者・受講者様に、会計事務所関係の方が多いので、いろいろ教えてもらえればとおもっている。