本日夜間の講義でちらっと話題に出たのが職場の人間関係。
職場の人間関係による悩みはどこでもあるだろう。
当事者が両方「大人」ならトラブルはほとんど起きない。
たまにすれ違いが起きても、すぐに解決される。
片方が「子供」でも、もう片方が「大人」なら流してくれる場合がある。
しかし、「大人」が我慢できない場合もある。
これが職場で一番多い悩みではないだろうか。
ここで大事な事がある。
自分自身がその「子供」ではないかと確認する事である。
自分が子供だという自覚があれば普通は改善する。
大半はその自覚がないのである。
付き合ってはいけない有害な人たち「10の共通点」
これがすべて正しい情報かどうかはわかりかねるが、こういう人達と付き合いたくはないのは事実である。
自分にも少しは当てはまる部分がある。だれにでも少しはあるのだ。
少しどころでない場合、程度がよくなく他人が看過できないデットラインを超えてしまうと、周囲から「子供」として認定されてしまう。
では自分が幸い「大人」だった場合、職場の「子供」と、どう付き合えばいいのだろうか。
「愛の力でそれを良い方向に変えよう」というのは理想だが、一般的には綺麗ごとにしか聞こえない。憎しみを愛で解決するのは簡単ではない。
「憎しみを持たず、愛で乗り越える。」
「性善説に立ち、人を信じる。」
「短所には片目を瞑り、長所を両目で見る。さらにサポートして伸ばす。」
かつて何度かトライし、成功したこともあるが、結局憎しみの感情に勝てないケースも多かった。だれもがマザーテレサやガンジーになれるわけではない。
家族ならそれをやるべきかもしれないが、一般的には他人にそこまで愛情は注げないだろう。
もっとも、大半の殺人は家族間で起きている。愛も憎しみも他人とは桁が違うのが家族である。
愛とまでいかなくても、感情抜きで冷静に行動し、良い結果を導く事は出来るかもしれない。
例えばこうだ。
1.覚えがよくない人には、自分と同じだと思わず、わかりやすいように教える。
2.自己顕示欲が強い人は、さみしい人が多いのであまり調子に乗らない程度に褒める・認める。
3.他人の悪口ばかりいう人には、もっと楽しい会話がある事を教える。
心掛けるのは簡単だが、言うは易し行うは難し。
職場のトラブルメーカーの3つのタイプ別の扱い方⇒
コチラ
職場の「困った人」への対処法⇒
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どうしても我慢できない場合、他人に「愚痴る」のは効果的な解決策である。
この時、聞き役の気持ちが大事である。
聞き役は傾聴し、うなずき、理解するよう努める。
愚痴を言う人が求めているのは反論やアドバイスではなく、「共感」なのだ。
誰かに愚痴るといっても、信頼できる友人や配偶者等だけにしておいた方がよいだろう。職場のトラブルは家庭には持ち帰らないほうがいい。信頼できる配偶者や両親のみならいいが、家族が揃ったきなどに、ため息をつきながら愚痴り、家族中を暗くしても百害あって一利ない。
ちなみに自分にはその家庭がない。1kの部屋に帰り電気をつけると、たまにゴキブリが待っているだけである。