元陸上自衛隊レンジャー部隊、上官を殴ってクビ(自主退職)した兵です。

(若い頃の私とほぼ同じ顔です。)
その後は大工・鉄筋工などをしながら、一生懸命働いて、私達家族を支えてくれました。
裕福ではなかったですが、家族全員贅沢もせず、父は拾ったものを治したりしながら、一家で質素に暮らしていました。
私は性格がひねくれていた時期があったのですが(今でも多少)、父はずっと不器用ながら温かく見守ってくれました。

(外行きは、スラックス・ベスト・ジャケット。好みの恰好も似てます。)
ちょっと綺麗ごと過ぎるかもしれませんが、無条件で愛された私は、その愛を人に伝える事ができると思います。その愛を伝えられた誰かは、まだだれかを無条件で愛するでしょう。だから私の父の愛は、人類が続く限り永遠に続くのだと思います。その愛も、元々は父が生れる前の、どこからか来たのでしょう。
人を笑わせたり、冗談を言うのが好きだった父への最後の餞に、愛された息子だけができる最後の冗談をプレゼントしました。
私・姉「お父さん!」「お父さんありがとう!」
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医者「心電図が止まっております。」
私 「はい」
医者が聴診器で心臓や脈拍を詳細にチェック
静寂の空間
私「これでまだ生きてたらちょっと気まずいですね。」
一同笑
耳は最後まで聴こえるらしいので、もしかしたら最後の冗談は聴こえていたかもしれません。
医者「〇時〇分、ご臨終です。」
最後まで家族に感謝されて亡くなる。この死に方は悪くないと思いました。
しかし、このまま行くと孤独死濃厚です。何とかしないと行けません。