
496キロ、874万円の高値で競り落とされたらしい。
クロマグロで、150kg超の最高級マグロは全体の1%以下とのこと。
20歳以上生きるらしい。
このマグロは何十年も自然の厳しい環境で生きてきた。
それをマグロに比べはるかに楽に生きた人間が、エラそうに食する事になる。
動物の死体を「喰うな」などとは言わない。
昔は生き物と食べ物に境界線が引けず、何十年もベジタリアンをしていた。しかし3日間絶食し、「他の生き物を喰わないと死ぬ」状況を肌で感じたところ、他の生き物を食べるのは自分が生きるためには必要であり、そこに正邪などは基本的に考慮できないことを実感した。他の生き物を食べて命をつなぐのは、抗えない運命なのだ。その日から自分も肉を喰らう生き物になった。

ただ、生き物に不必要な苦しみを与える行為には違和感しか感じない。
youtubeで「活造り」や「踊り喰い」などの動画が投稿されている。
動画のアクセスを稼ぐために生き物が苦しむ姿を“わざと”作り、それを撮影して投稿する。
魚やイカが苦しそうに悶えている。それにしょうゆをかけて痙攣させて、それを見た人間が笑っている。
彼らは自分より弱い生き物の不幸をみて、セーフティーな自分のポジションを確認して、安心しているのだ。
彼らが行っているのは、人類に対する冒涜である。人類がそのような野蛮な生き物であってはならない。
