昨年は、学問の神様である甲斐市の山縣神社へ参拝。昨年は山田さんが税理士科目合格したため、お礼も兼ねて今年も参拝することになった。

山縣神社は山縣大貮を奉る神社である。
山縣大貮は身分の垣根を越えた社会を作ろうとして、小さい私塾を開く。江戸城の攻め方などをシミレーションしたため、幕府に謀反の疑いをかけられ、斬首される。
山県大弐が描いた「柳子新論」は100年後の吉田松陰に影響を与えたと言われている。
柳子新論

難しすぎて読めなかった。
明治維新を創った男 山縣大貮伝 江宮 隆之 (著)

こちらは小説スタイルでわかりやすい。
山縣神社は学問の神様として知られているため、奉納された絵馬は「○○に合格できますように。」が多かった。
絵馬は元々馬を奉納していたのだが、実際の馬は奉納される側も迷惑なので、絵に描いた馬を奉納する形にになったらしい。それがいつしか願いことを書いて吊るすものになっていった。
だから、絵馬は「人に見られたら叶わない」とかそういうものではない。
むしろ多くの人に見てもらった方が良い。その決意を実現するしかない立場に自らを追い込んだほうが夢はかなうだろう。

毎年恒例のおみくじを引く。
昔は恋愛とか学問とか見ていたのだが、最近は毎年真っ先に商売を見てしまう。
「商売 物価低くなる」
よくわからないがまあいい。
そのうち健康を真っ先に見るようになるのだろう。
「病気 信心すればよし」
意味がわからないが、まあいいだろう。
昨年度何百本ビールをのんだからわからない。
昔はシックスパックだった腹も、今はビールッ腹である。
山縣大貮も吉田松陰も、酒におぼれるようなことはなかったはずである。
今年はビールを控えようとは思う。(と、毎年思ってはいる。)