中学生のころに本で初めて知った人。
これ

その頃は、「フーン」程度だった。
「俺の未来に比べれば小さい男よ。」
と思った。
もちろん無知な若者特有の完全なる勘違いである。
稲盛和夫先生は、
京セラ創業者であり、
KDDI創業者であり、
JAL再建人でいらっしゃる。
確固たる理念をお持ちの素晴らしい経営者だと思う。
最近発売された書籍。
「京セラフィロソフィー」

[これまで京セラ内部と、著者が主宰する経営塾「盛和塾」でしか読むことのできなかった〝門外不出の書〟が、このたび満を持して一般発売。]
だそうだ。
特別な事は書いてないような気がする。
しかし、これらを実践して結果を出すのは楽ではないだろう。
何事もエラそうにいうのは簡単である。
本当に簡単である。
実行はその100倍難しい。
実際これらを実行しているのだから、恐れ入る。
偶像崇拝はしてはいけない。
偶像崇拝は思考停止であり、頭の悪いカルト宗教の信者がやることである。
稲盛先生も所詮人間である。
だから負けたくない。
もちろん、いまのところ完全に負けているが。
昔、五木寛之さんは、「速読のすゝめ」を推奨されていた。
たくさん本を読まないとダメだと。
しかし、近年は「遅読のすゝめ」を推奨されていらっしゃるらしい。
本を早くたくさん読んでも、右から左に抜けたらほとんど意味がない。
それは経験上わかる。役に立たないという事はないが、「フーン」程度で終わりである。
速読でいいものと、遅読すべき書籍があると思う。
また、学術書と啓発書で違うと思う。
立花隆さんは、学術書を読むとき、同じ内容の書籍を大量に読むことを推奨していらっしゃる。
たくさん読めば、大事なところだけがしっかり頭に残るとおっしゃる。
いずれにせよ、何度も繰り返した内容のみが自分の力になるのは間違いない。
というわけで、「京セラフィロソフィー」を自分のため、内容をこのブログに書いて、何度も確認していきたいと思う。何度も繰り返して唱え、自分のものとして吸収できればと思う。
どこまで行動が変われるか楽しみである。本当に言うのは簡単なのだが。