言った事を守る。
そして、自分が「口だけ野郎」ではない事を証明する。
とは思うものの、「言うは易し行うは難し。」である。
今日は比較的暖かい良い天気だった。
部屋の窓にさす日光により、エアコンなしでも寒くなかった。
本日もやることがあるはずなのに、ついのんびりしたくなり、ブックオフへ行ってしまった。
本日読んだ本で一番面白かったのはこちら。
「死体があった部屋から見えること」中岡隆 角川書店
特殊清掃、遺品整理、ゴミ屋敷引っ越しなどを行う業者のエッセー。
全てが実話との事。掃除・引っ越しから人間がいろいろと見えてくる。
たくさんの死後を見てきた筆者は、「死はだれにでも訪れる事であり、忌み嫌うものではない。」と語る。
さて、たまにはこういうほのぼのした日があってもいいと思うが、こんな日ばかりでは何も成し遂げられない。
吉田松陰も、日々の積み重ねが大事だと言っている。
杉蔵往け(入江九一、行け)
月白く風清し、(月は白い、風は清らかだ)
飄然馬に上りて(ぶらりと馬にまたがり)
三百程十数日 (300里程?、10数日)、
酒も飲むべし、(酒を飲みながらでいい)
詩も賦すべし。(詩を作りながらでもいい)
今日の事誠に急なり。(天下の形成は急を要している。)
然れども(しかし、)
天下は大物なり、(天下は大きいものだ)
一朝憤激の能く動かすと所にあらず、(一時の憤慨でうごくようなものではない。)
それただ積誠これを動かし、(日々誠を積み重ねる事)
然る後動くあるのみ。(そのあとようやく動くだけだ。)
by吉田松陰

天下国家とまでいかずとも、大事なものを得たければ日々の積み重ねが大事である。
これも言うだけなら簡単である。