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どうでもいいブログ-会計研修室の放課後::死体ビジネス

死体ビジネス

1995年に東京で最初の公開展示が行われた、「人体の不思議展」。
いまでは世界各地で同様の展示が行われている。私も10数年前に行ったことがある。

当時は「人体に関する知識を深めるための催し。」だとおもっていた。
しかし、どうやら目的はちがうところにあるらしい。

ABCニュースその1(youtube)
ABCニュースその2(youtube)

死体をどう扱うか。国や時代、宗教によって異なる。

葬儀を見れば死体勧もわかる。
仏教では死体を火葬する。理由は、霊魂による肉体への未練を断ち切り、煙と共に天上界へ送り成仏を促すと考えるからだ。
しかし、逆に火葬が禁止されている宗教もある。例えばゾロアスター教では、火を神聖視し、空気・大地・水を人間の死体という不浄なもので汚す事を禁止している。そして鳥に死体を与えることが人生最後の功徳とされ、鳥葬が行われている。
また、ユダヤ教では火葬は禁止されているが、追加刑事罰として死者を火葬する事は許される。

○人は何者なのか?
○死体は物なのか、霊的な存在なのか?
○刑死か自然死か。
こういった考えの違いにより、死体の扱いは異なってくる。

しかし自分の愛した人や家族が、興味本位展示に利用されたりインターネットで売買されることに嫌悪感を感じるのは、宗教や古今東西を問わないだろう。

ラビ・ルイス・フェルドシュタイン
「エンターテインメントのために痛ましいポーズを取る死体を見る事で人々が楽しんでいる。社会が死をエンターテーメントに変えてしまった。その結果、かつて希望と愛を持ち、他者への好意と気遣いをした者が、単なるエンターテイメントの道具になってしまった。」

これからの数十年、世界を動かすのは企業である。
共産主義と資本主義経済が対立していた時、資本主義陣営では、「ビジネスの社会的責任とはその利潤を増やすことである。」とされ、株主利益および企業利潤の最大化を経営の目的とするストックホルダー・アプローチが確立された。
しかしそれは、法規や道徳など、一定のルールを守った範囲で行うべきものである。「株主への利益最大化こそが正義」などという言葉だけが、ルールなしに世界に浸透すると、死体ビジネスを行うような経営者が跋扈し、もっと殺伐とした世の中がやってくる。
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