(借)シェーバー525 (貸)現金525(税込方式)
耐用年数はとっくに到来しているだろう。12時間充電して1分ほどしか使えない。電池が劣化しているのだ。
T型剃刀と併用しだいぶ粘ったが、さすがに不便である。
原価計算1級でいうところの「購入が有利」と判定し、
愛しのスーパーセンタートライアル南アルプス店へ、シェーバーを買いに行く。
前回購入時に決意したことがある。
「今回はこれでよい。だが、私は次のシェーバーを買うまでに出世する。次はシェーバーごときの値段を全く気にしないようになっている。だから次は一番ほしいものを買う。」
未来の活躍を信じ、安易な約束手形を振り出すことは簡単である。
2009年11月19日(木)
「こんな値段だが、無印ではない。」
「企業名を入れるのは製品に自信とプライドがある証拠なのだ。」
「私ははそういう企業を応援したいのだ。」
「私は値段で選んだのではない。」
「私はブラウンの三枚刃17,800円のやつではなく、これがほしかったのだ。」
「そう、私は値段で選んだのではない、ブラウンの三枚刃17,800円ではなく、これがほしかったのだ!」
(借)シェーバー799 (貸)現金799(税込方式)
いちいち自分の行為を正当化する理由を付けないといけないくだらない男にも、ささやかな幸せが訪れる時がある。
なめらかな動き、
想像以上の深剃。
このシェーバーは、「当り」だった。

がんばれ!I精器株式会社、勝手に応援しているぞ。