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どうでもいいブログ-会計研修室の放課後::夫婦とは

夫婦とは

清河八郎とお蓮

結果的に新撰組の前身を作った清河八郎。
その妻はお蓮という。
この名前には、泥水の中でも美しくある蓮(はす)のようであるという意味が込められている。
お蓮の家は貧しく、10歳で養女に出され、17歳で遊郭に売られた。
その年に、客として上がった八郎と出会う。

清川の同士が、酒宴の場でお金をばらまいた。
女たちはお金に飛びついた。
しかし、1人だけ悲しげな眼をして端然と座っていたのがお蓮だった。
八郎はお蓮の心に惹かれ、家から勘当同然でお蓮と結婚する。

幕府に対してクーデターを企んでいた八郎らは、幕府に目をつけられる。
同士は捕らえられ、八郎は逃亡生活を余儀なくされた。

お蓮は連坐(れんざ)制により投獄されてしまう。
お蓮は拷問を受けても、八郎の居場所につながる情報を一切言わなかった。
お蓮は獄中病気にかかり24歳で亡くなった。

以下は、そのとき読んだ八郎の詩である。

我に巾櫛の妾あり(私には、むつまじい夫婦仲の妻がいる)

つねに我が不平を慰む(いつも私の不平を慰めてくれる)

十八我が獲る所(18歳で私と結婚する事になった。)

七年使命を供にす(7年間運命を共にしてきた。)

姿態心とともにうつくしく(姿も心も美しい)

廉直にして至誠をみる(素直で誠実だ)

未だ他の謗議を聞かず(いまだ他人から悪口を聞いたことがない)

只婦人の貞を期す(ただ婦人として尽くしてくれる)

我が性急かつ暴(私は気が短いし、怒りっぽい)

ややもすれば奮怒の声をなす(場合によっては大声で怒る)

彼必ず我が意を忖り(妻は必ず私の気持ちを読みとり)

顔を和らげてその情を解く(笑顔でその感情をなだめてくれる)

我嘗て酒気を使う(私がお酒を飲みすきたとき)

彼必ず酔程を節す(妻は程ほどにしてくださいと言ってくれる)

施与おしむ所なし(妻は他人に対して施すこと惜しまない)

賓客日に来たりてみつ(妻のおかげで来客が毎日たくさんくる)

ああ今すでに座する所(ああ今すでに妻は牢獄だ)

再会はかるべからず(再開は二度とできない)

必ず糟糠の節を記し(妻と共有してきた苦しみを、必ず心に刻み込む)

我が成す所あるをまて(私がなす大成を祈ってほしい。)

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いい男は、いい女とめぐり合うということか。
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