朝飯を食おうとおもったが、朝から始まる講義(職業訓練)の開始まで時間がないことに気づき、茶碗ごと車に入れて、信号待ちで食べる。
そのことで頭が一杯だった。
戻れない状況になって、財布を忘れたことに気づいた。
申請書には本日の日付が入っているので、明日となるとなにかと面倒だ。
予備財布には3千円しか入っていない。
登記に関する印紙税は六万円
まさか出先の受講者様に六万円借りるわけにもいかない。
ここで、幸運が起きた。
資本金払い込みの通帳があった。ハンコもセットであった。
昼休み、中銀本店へ行く。

ATMを使わず、金をおろす。
窓口は昨日のおねぇさんと一緒。
昨日は1円振り込み、本日は数万円を窓口で引き下ろす。
変な人だと思われたかもしれない。
だが、さすが天下の中銀本店である。
「住吉様、お待たせいたしました。」と、素敵な笑顔を返された。
講義終了後、法務局へ
担当者に代わり、書類をチェックしてもらう。
今回もあっという間にチェックが終わった。
慣れているのだろう。処理がすばやい。
残念ながら、中銀のような笑顔がまったくない。
しかし、この処理速度は素晴らしい。
ひと通りチェックしてもらい、収入印紙を買ってくる。

さて、これで書類の審査がされ、不備がない限り、設立が決まる。
早ければ、明後日13日に決定する。
ただし、本日11日にさかのぼって設立された事になる。
ここまでにかかった費用は以下の通り。
①法人ハンコ3点セット 5,880円+振込代
②代表個人の印鑑証明書 300円
③電子定款作成外注8,900円+振込代
④印紙税60,000円